カプセルホテルは、部屋・個室という概念を捨て、睡眠やお風呂という機能別にスペースを集約して効率化を図ることで低価格を追求した、合理的な宿泊施設です。
睡眠機能を提供するカプセルユニットは航空機のコクピットのようなカタチで、二段に積み重ねた状態が連続しています。
カプセルホテルは眠ることしかできないと思われがちですが、施設よっては大浴場・サウナや大規模なラウンジが用意されており、ビジネスホテルよりもはるかに充実した機能を提供しています。
最近では、女性専用フロア、高度なビジネスラウンジ、タブレットや漫画の貸し出しなど、様々な付加価値サービスが充実しており、カプセルホテルの魅力は日を追って急激に高まってきています。
ビジネスホテルに比べて部屋数が多いため、終電を逃したビジネスパーソンやライブ・イベントなどで宿泊費をセーブしたい若者などの利用者が多く、また、予約無しでの飛び込みでも比較的泊まれる可能性が高いのもカプセルホテルの特徴の一つです。